一週間前ぐらいに、

また、小学校の施設見学に行ってまいりました。

今度は、北山恒さんのつくった学校です。

この学校がある町は、
町をよくしていくために「ホワイトプラン」というヴィジョンをもっています。
町の持っている資質を学び、
それを資源として考え、
伸ばしていく街づくりをすすめていく、
というものらしいです。

なので、この町には
興味引かれる建物が、多数、存在します。

小学校、アテネ(情報センター)、CUBE(文化体育活動センター)、病院、などなど。
今度は時間をかけてみて回りたいです。


さて、本題に移ります。
肝心の小学校です。
要所に、面白い試みが多々見受けられました。

・体育館の舞台装置が、せり上がり式になっている。

・プールは2階。
  1階が見える窓が、底にあいている。
  これはトップライトとしての役割も果たす。
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・教室は平屋。
  オープンスペースが意識されており、
  中庭とデッキが心地よさそうな空間を演出している。
  デッキの部分は上から光が入るようになっている。
  夏はちょっと暑そう。


大きなところはこれくらいでしょうか。
  

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今日の竹内さん(みかんぐみ)。ピンクの靴下が可愛かった。。。
こうしてみると、意外と大きい竹内さん。

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こんなに大人数でお邪魔させていただきました。
水道周りも小さい。
子供サイズに面食らいます。

今回、見学させていただいて、
私なりに考えさせられたことがあります。

この学校は、今流行のオープンスペースを比較的うまく使っている学校だと思います。
「地域に開かれた学校」というのが、
市で開かれたワークショップで決まった
この学校のコンセプトなのですが、
近年、学校のセキュリティが問題になってきているために、
そのコンセプトに矛盾が生まれています。
もともと地域の人々が入りやすく、気軽に使えるように、となっていたのに...
悲しいことです。

小学校の設計という課題に取り組むにあたって、
避けては通れない問題のお話を、
直に伺うことができ、
とてもためになりました。
ありがとうございました。


そのような問題から、
学校の直接的な名前は
伏せさせていただきました。